霊感系占い師にラップバトルされる話

占いの館や電話占いに圧倒的に多い、霊感をお持ちの方。

霊感がありますという方に、あなたも霊感あるでしょ？と言われることがあるのですが、ラーメン食べたいなと思って歩いてた通りにラーメン屋が新規オープンしていたり、ナボナ食べたいなと思っていたら職場の人から差し入れ貰ったり、その程度を霊感というなら、あるんだと思います。時々ではなく日常的なので。

話が逸れましたが、一時期自分に見えるビジョンがブレブレになってた時に利用させていただいたことがあるんですよね。

そういう時は、あえて霊感系の人に聞く。個性が豊かで面白いから。

終始柔らかな口調で、内容としては心理学を学んでいるのかな、まあ当たらずとも聞いてくれてありがたかったなという人もいれば、いきなり怒鳴り散らしてくる人もいました。まじですよ。お金払って見てもらってるのに、なぜかラップバトル並みに繰り出される言葉の数々。

そんな時に、今日実は食べたいカレー屋が近所にあったついでに寄ったんですよね。と言おうものなら、あんたロクな◯に方しない！と泥沼恋愛の修羅場みたいな発言をされたこともあります。本当ですよ。

今時こんな言い方する人いるんだなあーってレトロな気持ちになりました。

でね、思ったの。見える系の人で何かしらが見えたり感じたりしているのは本人にとっては事実。中には完全に見えても感じてもないし、基本的に人の相談を聞く姿勢でない人がいるのも確か。なぜかスピリチュアルからかけ離れた、オラついた態度の人さえ居ることもある。

占いって気持ちが弱っていたり悩みがある人が行くところですよね。

弱ってる時に、いいこと言われても不安になること言われても全部外れますよ。断言します。

気持ちがフラットで、今日は天気が気持ちいいなとかご飯美味しいな、公園ではしゃいでる犬が可愛いなー、そんな気分の時に選択したことは、大体そのあと変なことにはならない。

もしその後でマイナスに思えることがあっても、少なくとも誰かのせいにしなくて済む。

弱ってる時に人からモヤモヤすることを言われて、ますますネガティブになってお金まで持っていかれる。こんなドMプレイが好きならば、もう好きにしたらいいと思います。

私はドMで変態である自覚があり、体験してないことを想像で語るのが好きではないから、様々な体験授業をお金を払ってやってみました。

もちろん、誰かに寄り添いたいお気持ちで、プロ意識を持って活動されている方が多数であることと思います。

矛盾点を突いた時に怒り出す人と、早口になる人（人は嘘をつく時に早口になりがちです）にあたってしまった時には、そのあと何か美味しいものでも食べて忘れましょう。

忘れて、自分の記憶を上書きすれば良い。

私はいつもそうしていますよ。

大丈夫。霊感あったり念が強い人でも、腹壊して長時間トイレにこもったり、傘をうっかり忘れて大雨に降られたりする、只の人間です。

ちなみに私は傘を忘れると雨が降らず、柴犬可愛いよなって思っていたら、すぐに柴犬の散歩を見かける、ささかやすぎるラッキーな人間だと自分のことを思っています。

自慢とかではなく、ラッキーだと思える心を大切に過ごしていきたいです。

それは特別なことではなくて、霊感なんてないわよという人にも当たり前にある、目に見えないささやかな幸福の感じ方であると思います。

結論：占いでラップバトルになりそうになったら、煽りにはのらない。にやにやして時が過ぎるのを待つ。帰りに好きなもの食べる。

以上、体験から感じた記録でした。